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数字でみる
犬猫迷子のこと。

SHALL WE ドコノコ?〔第7回〕

ドコノコ5周年企画
[SHALL WE ドコノコ?]
〜ドコノコのたのしみ方〜

犬猫SNSアプリ「ドコノコ」は2021年6月5日に、
5周年を迎えます。
この5年のあいだに、アプリは30万ダウンロードになり、
たくさんの方にたのしんでいただいています。

遠く離れていても、ドコノコの中で友だちができて、
なでなでがわりの「♡」をしたり、コメントしたり。
健康面やごはんの相談をしたりされたり、
いっしょにお出かけするような仲になったり。
迷子捜しのお手伝いをしたり。
ご近所友だちになったり。
日々、うちのコの記録をつけるのに
役立ったりもしています。

「ドコノコ」ってこんなアプリですよ。
ということを、
ちょっとあらたまってお伝えする連載です。
6月5日から1週間ほど、毎日更新していきますので、
ドコノコをたのしんでいる方も、
まだはじめたばかりの方も、あんまりやっていない方も、
よければお付き合いください。

迷子捜しレポート〔第7回〕

こんにちは、ドコノコ・チームのタナカです。

犬猫写真SNSアプリの「ドコノコ」は、
2021年6月5日で5周年をむかえました。
犬猫たちのかわいい写真に癒やされたり、
思いっきり、うちのコ自慢したり、
お互いの「うちのコ」をかわいがる
知り合いが増えていきます。

そして、
ドコノコの迷子掲示板も
5周年をむかえました。
毎月200件以上の迷子掲示板が作成され、
ご近所のドコノコ・ユーザーさんたちが
迷子捜しに協力しておられます。

今回、ドコノコ迷子掲示板の活動を
数字でみていきたい思います。
これだけ多くの件数での迷子発見率が
公開されるのは、
たぶん世界ではじめてなんじゃないかな。

犬や猫と暮らす飼い主さんが、
迷子になったときどうするか、
ご近所で迷子になった犬猫がいたとき何ができるか
を考え行動する参考になったらうれしいです。

ドコノコ迷子掲示板とは。
万が一うちの犬猫が迷子になったとき、
位置情報を利用して、
ご近所のユーザーへ通知(半径4km圏内)。
写真や地図を共有しながら、
迷子捜しの協力を呼びかけることができる
「参加型迷子掲示板」です。

・アップデート履歴:
2016年6月 ドコノコ リリース
2018年8月 迷子チラシの印刷データを自動作成
2019年11月 迷子捜しマニュアルを公開
・ダウンロード数:31万(2021年5月現在)
・運営:株式会社ほぼ日


ドコノコ迷子掲示板集計
・迷子掲示板作成件数:5,962件(2021年5月31日)
・猫犬比率:猫 85.5%、犬 14.5%(2020年平均)

いなくなってからの日数と累計発見率

<迷子になるとどうなるのか。>
(監修:ペットレスキュー代表 藤原博史)
・隠れてじっとしている。
・自宅がわからないほど遠方まで移動している。
・他の人に飼われる。
・地域猫として飼育管理される。
・野良化する。
また事故などによる怪我または
栄養状態や病気での衰弱をきっかけに、
・行政機関に保護され譲渡される。
・他の人に保護される。
・死亡する。

迷子になって日にちがたつほど、
見つけるのが難しくなっていきます。
遠方への移動や衰弱がはじまる前に、
・できるだけはやく、正しく捜す。
「迷子猫捜しマニュアル」猫は面で捜す。
・できるだけはやく、できるだけ多くの目で捜す。
→迷子チラシのポスティング。
住宅地の場合、
たとえば半径500m全戸にポスティングするには、
2,000枚程度が必要になります。
→ご近所に助けをもとめる。
ドコノコなどのSNSで、迷子チラシのポスティング
などのお手伝いをお願いする。

次に、
2019年と2020年の迷子掲示板の活動を
数字で比べてみます。

発見率があがり、
見つかるまでの平均日数が短くなっています。

2019年11月に迷子捜しマニュアルを公開してから、
マニュアルにそった飼い主さんの捜索や
協力者のコメントが増えています。

また、
迷子捜し経験のある協力者さんたちが連携して
成果をあげる事例も増えてきています。

迷子捜しのよみもの:
【迷子猫見つかりました!】そこにいるのに捕まらない飼い主と協力者の40日。

【迷子猫見つかりました!】 協力への恩返しは次の人へ。 “幸せのループ”を呼ぶ迷子猫捜索。

これらの事例ではその後、
迷子捜しを手伝ってもらった飼い主さんが
今度はその経験を活かし協力者としてご近所の
迷子捜しを手伝っておられます。

マニュアルと迷子捜し経験者の協力が増えたことで、
見つかるコが増えてきたのかなと思います。

いなくなってからの日数と累計発見率

<迷子になるとどうなるのか。>
(監修:ペットレスキュー代表 藤原博史)
・隠れてじっとしている。
・かなり遠方まで移動している。
・行政機関に保護され譲渡される。
・他の人に飼われる。
・野良化する。
また事故などによる怪我または
栄養状態や病気での衰弱をきっかけに、
・他の人に保護される。
・死亡する。

迷子になって日にちがたつほど、
見つけるのが難しくなっていきます。
遠方への移動や衰弱がはじまる前に、
・できるだけはやく、正しく捜す。
「迷子犬捜しマニュアル」犬は線で捜す。
・行政機関への届け出。
・できるだけはやく、できるだけ多くの目で捜す。
 →迷子チラシを広範囲に貼る(許可を得て)。
 →情報を拡散する。
猫と違って犬は広範囲に移動し、目立ちます。
ドコノコやその他のSNSで犬が迷子になっていることを
地域に知ってもらい目撃情報を募ります。

次に、
2019年と2020年の迷子掲示板の活動を
数字で比べてみます。

発見率があがり、
見つかるまでの平均日数が短くなっています。

猫どうよう、
マニュアルと迷子捜し経験者の協力が増えたことで、
見つかるコが増えてきたのかなと思います。

迷子捜しのこれから。
ドコノコをたのしんでいる人が
ご近所で増えていくと、
いずれは、だんだん地域の犬や猫が、
「知り合い」になっていくはずです。
知らないコよりも、知ってるコのほうが、
なんとなく親しみを感じますよね。
知ってるコ、親しみを感じているコのことなら、
病気の時に心配したり、
災害の時には助け合ったり、
迷子になったら駆けつけたくなりますよね。

お互いの「うちのコ」をかわいがりながら、
万一うちのコが迷子になってしまったら、
すぐにご近所に助けを求めてください。
もしご近所で迷子になったコがいたら、
「迷子捜しマニュアル」にそってお手伝いを
申し出てください。

いまドコノコは、
迷子になったらすぐに
気にかけてくださる方を増やすために、
迷子掲示板を作成したら迷子チラシが自動で動物病院にメールで送信される実証実験をはじめています。
動物病院は地域の飼い主さんが訪れる場所。
SNSをやっておられない飼い主さんにも
近所の迷子のことを知っていただく
場になっていただけたらうれしいです。

詳しくは、また次回お知らせさせてください。

リンク集:

・迷子捜しマニュアル

・迷子掲示板作成方法

ドコノコのダウンロードはこちらから。
・App Store

・Google Play