こんにちは、ドコノコ・チームのタナカです。

「数字でみる犬猫迷子のこと。」のつづきです。

ドコノコはいま東京都獣医師会さまと、
犬猫の迷子掲示板を作成すると迷子チラシが
自動で動物病院にメール送信される
実証実験をはじめています。

東京都内で作成されたドコノコ迷子掲示板で実際に使用し、
問題があれば直していこうという試みです。

動物病院の入口や待合室に迷子チラシを貼って
いただくと、

・SNSをしない方も含め、
地域の犬や猫の飼い主さんに、
迷子をひろく知っていただける。
・事故などによる怪我、
または栄養状態や病気での衰弱で保護されて、
治療に運び込まれたのがうちのコであることを
病院スタッフさんに気づいていただける。

迷子になって捜索や届け出作業の多さに
なかばパニックになるなか、
迷子掲示板を作成するとすぐに近隣の動物病院に
迷子チラシが自動でメール送信されるって
すごくないですか！

ドコノコと協力動物病院の連携は以下のようになります。

①迷子発生のお知らせ。

迷子掲示板が作成されると、

いなくなった場所から半径4km圏内の協力動物病院に、
迷子チラシがメールで自動送信されます。

②目撃情報のお知らせ。

飼い主さんがドコノコ迷子掲示板に
目撃情報を追加すると、

目撃場所から半径4km圏内の協力動物病院に、
迷子チラシがメールで自動送信されます。

③保護のお知らせ。

迷子がぶじ保護されると、

これまでメールをお送りしたすべての動物病院に
迷子のコが見つかったことのご報告メールが送信されます。

発見率は、
2020年1年間の東京都犬猫迷子発見率 62.9%
（ドコノコ迷子掲示板作成件数 286件、発見 180件）
とくらべて、そんなには変わりませんでした。
※ちなみに、2020年全国犬猫迷子発見率は 50.9%
（ドコノコ迷子掲示板作成件数 1,914件、発見 975件）
「数字でみる犬猫迷子のこと。」より。

数字にはなりませんが、
飼い主さんが迷子チラシを持って動物病院を訪問すると、
すでに入口に貼ってあったり、
看護師さんに心配していただいたりと、
地域の動物病院に見守られている安心感は、
飼い主さんにとって
おおきな支えになっていると感じました。

実証実験にご協力いただきました
東京都獣医師会さま、
東京都獣医師会会員病院さま、
ありがとうございました。

ひきつづき、
もっとたくさんの動物病院さまに迷子チラシが届くよう
獣医師会さまとご相談をさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

またドコノコ迷子掲示板には、
道で出会った宅配の方に迷子チラシを渡したら、
「宅配便集配センターに貼って仲間にも気にとめて
もらうようしますよ」と言っていただけてうれしかった
など地域をまわっておられる企業さまが
見守ってくださることへの
感謝と安心感のコメントも投稿されています。

全国に展開しておられる、
宅配便集配センターさま、
コンビニエンスストアさまにも
迷子チラシのご協力がお願いできましたら、
とてもうれしいです。
ご協力いただける方がいらっしゃったら、
ぜひとも！　よろしくお願いいたします。