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【迷子猫見つかりました!】
そこにいるのに
捕まらない
飼い主と協力者の40日

迷子捜しレポート〔第1回〕

ドコノコ迷子掲示板には、
毎月100件を超える迷子の犬や猫の登録があり、
今も各地で、
飼い主さんとご近所のドコノコ・ユーザーさんが
迷子を捜しておられます。

迷子猫が見つかったレポートをご紹介します。

<警戒心の強い迷子猫チャタの場合>

居場所がわかるまでに22日。
普段から飼い主31-chaさんでも抱っこができないくらい
警戒心の強いチャタは捕獲器に入らず、
迷子猫捜しマニュアルを参考に、
多くのドコノコ・ユーザーさんの協力のもと、
発見から18日後にやっと捕獲に成功。


今回、31-chaさんのご許可をいただき、
迷子掲示板を編集して公開させていただきます。
迷子を捜しているみなさんの
ヒントや励みになれば幸いです。

1日目 失踪

近所を捜したが見つからず、
ドコノコ迷子掲示板に登録し、迷子チラシをつくる。
ほぼ徹夜で近所を捜す。

2日目 届出

警察と動物愛護センターに届け出。
清掃局に電話確認。
迷子チラシをコンビニで印刷して、許しを得ながら近所に貼る。

5日目 迷子チラシ発注

ラクスルに迷子チラシ1000枚を発注。
ゼンリンの住宅地図も用意し、迷子掲示板で
ドコノコ・ユーザーにチラシ投函の協力を依頼。

8日目 届いたチラシが

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
ラクスルから迷子チラシ1000枚が届くが、
連絡先の電話番号などが間違っていたことに気づき
頭が真っ白に。
もうこれはゴミです。
やっちまったものは仕方ない。
協力者のきゅぴさんが自分の代わりに
チラシ2000枚を再発注してくださいました。

15日目 チラシ投函

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
自分も入れて総勢8名。
私以外の皆さまには住宅地図1枚分のエリアを
各々2名、3名でご担当頂きました。

地域の方から目撃情報が入り始め、
都度確認に行くがチャタではありません。
2日おきくらいに管轄の環境業務課へ猫の死体の回収が
なかったか確認の電話を続けています。
数件あるが幸いチャタではありません。

19日目 エサやりさん

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
16時にエサやりさんの所に来るという
新入りの猫を確認しに行きました。
白、三毛、薄いサビ、白黒、茶白の子がいた。
16時半頃から暗くなり、チャーに似ている
という子には会えないまま帰路につきました。

22日目 目撃!

チャーがいたお宅のお庭に捕獲器を
置かしていただきました。
この日、捕獲器には入らず。

30日目 目の前にチャタが

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
夕方いつもの時間に
捕獲器のごはんの交換に行きました。
室外機のある方を懐中電灯で照らすと、
いました!

間違いなく、この子はチャーです。

33日目 トレイルカメラ

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
送っていただいたトレイルカメラを捕獲器近くに設置。
トレイルカメラで確認したいことは、
①誰が来ているのか 
②ごはんを食べているメンバー 
③チャーが捕獲器にどの位まで入っているのか 
この3つです。

38日目 捕獲器の中へ

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
捕獲器を置かしていただいているお宅の
お庭に入る狭い通路側にチャーがいました!

息が止まりそうでした。
でもその時はすぐ捕獲器をセット出来ない状態だったので
警戒させては台無しだと思い、
とにかく奥まで入るのかどうかを確認することにしました。
捕獲器の入り口のシーバを食べる音がして、
真ん中へも入って食べている。
でもまだ身体全てが入っていない‥ あっ入った!!!

初めてこれはいけるかも知れない!と思いました。

40日目 捕獲!

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
夕方いつもより少し早く行き捕獲器をセット。
チャーが来るまで待つつもりでしたが、例の通路を見るといました!
努めてさりげなく声をかけながら捕獲器へ誘導。
変なオーラが出て逃げたらどうしよう。
心臓が口から出そうでした!
シーバの袋を振って中身も見えるように手前に置きました。
捕獲器の前、手前、真ん中。お願い入って!!

チャーの身体が見えなくなったと同時に
ガシャンと音がしました。

本日 17:05 チャーを無事に確保しました!

(31-chaさん投稿 原文のまま) 
捕獲から5日後の大晦日の今日、
暖かい部屋で寝ているチャーがいます。
先ほどから私の所は台風の様な強風で気温も低いです。
もしまだチャーが戻って来ていなかったとしたら、
どんな気持ちだったでしょうか。
年末近くの、まさかのウチノコ迷子事件でしたが、
この掲示板を立ててすぐに沢山の皆さまに助けられて
今ここに辿り着くことが出来ました。
沢山の暖かい励ましと応援と、お知恵やアドバイス、
直接お手伝い下さった皆さまもソッと見守って下さった皆さまも
本当にありがとうございました。
会った事も無くお顔も知らない方がほとんどです。