ほぼ日にも何度も登場してくださっている
グラフィック・クリエーターの森川幸人さんは、
ある日、タヌキに襲われていた子猫を助け、
いっしょに暮らすことになりました。
その猫は下半身が動かなかったため、
森川さんは、日々、オムツ替えにも奮闘することに。
ハラハラしたりホッとしたりの、
ふたりの暮らしをマンガでお届けします。
猫の名前が「メンマ」だから「メンマンガ」。
毎週土曜日更新です。
ドコノコのメンマのブックはこちら
※このマンガは、アプリ「ドコノコ」内のページです。
2016年6月13日、
グラフィック・クリエーターの森川さんは
タヌキに襲われていた、ちいさな子猫を助けます。
その子猫は、一命こそとりとめたものの、
栄養失調で下半身が麻痺していました。
森川さんは、オムツを自作したり、
3時間おきにミルクをあげたりと、
育児(育猫?)をはじめます。
うちの庭でタヌキに襲われてた子猫をレスキュー。下半身が麻痺してたので慌てて緊急病院に連れてったら、骨折や脱臼はなく、栄養失調が原因らしい。まだ授乳期の子猫ちゃんなのでなし崩し的に面倒見ることに。これから暫く3時間おきに授乳する生活w pic.twitter.com/Bmf5QMN6jH
— もりかわ (@morikawa1go) 2016年6月13日
▲保護直後のツイッターより。
その様子を
ツイッターやドコノコを通して見ていた人々は、
コメントを通じて応援したり、
具体的なアドバイスを送ったりして、
メンマと森川さんの日々を
いつしか見守るようになっていきました。
(不思議なことに、見ていると、
メンマがすごーくかわいく思えてくるんです)
さらに一年後には、
「眠ってても、メンマの走る音を聞いただけで、
オムツありかなしかがわかる」
なんてツイートもするほどに、
メンマと森川さんの仲は深まっていきました。
そんなある日のことです。
糸井重里が「描いてみたら?」と
すすめたのをきっかけに、
森川さんは、メンマとの暮らしを
マンガに描いてくれることになりました。
マンガは、森川さんがメンマと出会った
2016年6月当時までさかのぼってはじまります。
まずは、第1話から、どうぞ!
株式会社ムームー主宰。
1959年岐阜県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。
ビデオゲーム「ジャンピングフラッシュ」
「アストロノーカ」「くまうた」や、
iPhoneアプリ「ヌカカの結婚」「アニマルレスQ」
「ネコがきた」などを開発。
著書に『マッチ箱の脳(AI)』『絵でわかる人工知能』(共著)など。
もりかわさんの、1999年のお年玉的なコラム。
がんばれ森川くんの遺伝子くん
がんばれ森川くんの遺伝子くん・望郷篇
マッチ箱の脳
テロメアの帽子
ヌカカの結婚
ダイニング部に集合してくださーい!
森川くんの断食中継
去年の6月13日以来、タヌキは見ていない。
タヌキがメンマを襲っていたというのは、
真実に違いないと思うけど、
今では、なんだか、タヌキが
「この子、めんどう見てやってよ」と、
メンマを預けにきたのかなと思うこともあります。
メンマが来てから、生活は一変。
メンマとふたりで「正解」を探す、
忙しく、楽しく、辛く、
かわいく、怖くもある毎日を送っています。
こういうことは、誰にでも起こりうることであり、
ふっとそうなった人は、
たぶん、自分と同じように、
てんやわんやするに違いないと思ったので、
少し溜まったノウハウみたいなものを
ちりばめながら、
メンマの日記を描けば、
少しはお役に立てるかなと思った次第です。